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その月に読んだ本の中から良かった作品の感想を書くスレ
1 :
名無しとは虚栄の別名である
:2014/09/03(水) 21:10:52.12 ID:6FMsZOIN0
スレタイ通りです
その月に読んだ本の中から優れた作品を一作品選んで簡単に感想や雑感などを書いていきましょう
挙がった作品の雑談レスなども歓迎です
作品のジャンルは文学大衆文芸SFFTホラーラノベ児童文学絵本なんでもよし、
内容も攻撃的でなければ批評、感想、おすすめ紹介など内容を問いません
優れた作品を発見する場として活用していきましょう(´∀`)
32 :
名無しとは虚栄の別名である
:2015/01/04(日) 20:32:34.73 ID:4A+wUUi80
ご報告が遅れました( ;´∀`)
せっかくの記事なのだから気合を入れて書こうと思い、表紙カバーをスキャンして紹介文と一緒に載せようとか、
いくらかHTMLタグを使って見やすくしようと色々手を入れたところ、タグ機能が限定され、長文投稿には向いていないTumblrでは下書き記事のベースのまま
文章を公開するとぐちゃぐちゃになってしまうという事実が判明しまして、急遽はてなブログでアカウントを作成しそちらで記事を書く、という形に変更しました
blogbanのレス転載許容範囲外での記事公開ということで、blogbanのレス内容を掲載しないなどに腐心した結果、結構な時間がかかってしまいました
大分時間と手間がかかったものの、なんとか公開出来ました
http://blogbanbngk.hatenadiary.jp/entry/2014/12/28/142912
http://blogbanbngk.hatenadiary.jp/entry/2015/01/04/200525
もし掲載に関してなにか問題があればご指摘ください
33 :
名無しとは虚栄の別名である
:2015/01/05(月) 00:56:11.53 ID:KNh5RU/j0
おお凄い
各ジャンルごとに選出されてると読みごたえがありますね
しかしHATENAブログって読書のカテゴリでブログつけてるひとたくさんいますね〜面白いのもありそう
34 :
名無しとは虚栄の別名である
:2015/01/05(月) 21:02:13.94 ID:ooNFVjji0
はてなブログを選んだ事自体は特に深い意味はなく、
私自身個人的にやってるブログがはてなダイアリーで、ついでにはてなブログも触ってみたいからという個人的な事情だったのですが
思い通りに記事を書くという点ではかなりいい選択だったと思っています
流石に年一回更新では寂しすぎるので、月一回ペースで同じような読書ネタで寄稿していこうと思っています
35 :
通りすがり
:2015/01/09(金) 14:08:53.94 ID:Lh5RU7ry0
>>32
すっげーっ
読書しないので何のお役にも立てないしblogbanの住人ですらないんですが応援します
36 :
名無しとは虚栄の別名である
:2015/01/10(土) 04:55:44.39 ID:EJ/JNBvy0
いえいえ、レスありがとうございます。
むろん、読書をされない方でも、こうして記事なりをご覧になっていただくだけでもすごく励みになります。
引き続きいくらか期間を空けながら記事を書いていく予定なので、是非また観ていただけると嬉しいです
37 :
名無しとは虚栄の別名である
:2015/01/29(木) 21:47:48.32 ID:fHN0YC5S0
わ
もう月末迫るか
今年はたくさん読もうと年頭に誓ったのだけれどw
38 :
名無しとは虚栄の別名である
:2015/01/30(金) 08:00:53.34 ID:zSqE7J6a0
私も今年は去年の倍読みたい、なんて考えていたのですが気がつけば例年並み……(;´∀`)
なかなかうまく行かないものです
39 :
名無しとは虚栄の別名である
:2015/01/30(金) 19:12:36.62 ID:tPl8gLUYs
文学
「鬼龍院花子の生涯」宮尾登美子
「流星ワゴン」重松清
「ソロモンの偽証」(単行本で全巻) 宮部みゆき
「銀翼のイカロス」池井戸潤
「ハケンアニメ!」辻村深月
「abさんご」黒田夏子
絵本
「マップス・世界図絵」アレクサンドラ・ミジェリンスカ
「りんごかもしれない」ヨシタケシンスケ
「あさになったのでまどをあけますよ」荒井良二
「ダース・ヴェイダーとルーク(4才)」ジェフリー・ブラウン
「ダース・ヴェイダーとプリンセス・レイア」ジェフリー・ブラウン
選んだ一冊
「ダース・ヴェイダーとルーク(4才)」
大人のための癒し絵本だけど、モチーフ一つ一つをしっかり描いているので子どもの目の食いつきもいいです。
公式本ですが、ファンによる二次創作物のようなものなので、生粋のSWファンにはお勧めできないかもしれません。
フォースの力でじゃれ合う親子の絵がかわいい。すげーかわいいです。
反抗期を迎えたレイア姫に自分の娘の姿を重ねるとなかなかクるものがあります。
絵が良かったのは断トツで荒井良二でしたがあえてのベイダー卿で。
僕は話題の新書と映像化原作をチェックする読書傾向なのですが、年末年始は毎年のことながら不作。
もちろん良作もあったけど豊作では無いというか。春に向けて期待です。
40 :
名無しとは虚栄の別名である
:2015/01/31(土) 00:40:35.02 ID:B5RLrbxB0
さすがにアメリカでのSW世界の裾野は広いね!
41 :
名無しとは虚栄の別名である
:2015/01/31(土) 11:00:22.64 ID:tk4eLfjJ0
普段ROMってるだけですが参加させていただきます
籘真千歳「スワロウテイル 人工少女販売処」
籘真千歳「θ 11番ホームの妖精」(ハヤカワ版)
堀尾輝久「教育入門」
O・ヘンリ(大久保康雄訳)「O・ヘンリ短篇集(一)」
村松秀「論文捏造」
「θ 11番ホームの妖精」は大変おもしろい1冊でした。
SFとして設定がよく練られていながら、軽い読み口と登場人物のコミカルなやりとりもあって読みやすい。
サイボーグの主人公が社会問題の絡む様々な事件に巻き込まれるという筋書きですが、登場人物の抱える心の問題を解決していくという点が主なので、あまり重い話という感じはなく爽やかに読めました。
サイボーグものは悲話のイメージが強かったので、ちょっと意外な感もありましたね。
新装版を機に続編も出るようで、楽しみです。
42 :
名無しとは虚栄の別名である
:2015/01/31(土) 17:00:28.47 ID:URQDMDlL0
籘真千歳さんはセンス・オブ・ジェンダー賞の話題賞受賞というので微妙に気になっていました
やっぱ読んでみようかなあ
今月の読書
コニー・パルメン「天使の法則」
バロウズ、ギンズバーグ「麻薬書簡」
P・ルメートル「その女アレックス」
今月の一冊は「天使の法則」
・・・・オランダの文芸というのはよく知らない
この本でもなんとなく、フランスの文化に対する憧れとかコンプレックスみたいなものがそこかしこに感じられた
偉大な頭脳とテクノロジーで、狭く厳しい環境で見事な生活を築き上げた民族なのだから、
もっと自らを誇ればいいような気もするけれど
なぜか彼らには(個人差はあろうけど)「あと一歩足りない」という気の弱さがあるようだ
サッカーの素晴らしい戦術でブームを巻き起こしながらW杯では優勝できず
文芸でも世界的なメジャーな存在の作家を輩出していない
・・・・・というのはともかく、若く、強烈な自意識とナルシズムを持っている若き女性哲学徒が
次々に出会う男たちの間で苦悩しながら成長していく様がイメージ豊かに描かれていて読み応えがあった
文体も、係わり合う男たちの個性によって、7つの章で変遷していく
43 :
名無しとは虚栄の別名である
:2015/02/01(日) 02:53:07.14 ID:2T/kt9I20
今月はいつもより多く参加されているようで嬉しい( ´∀`)
今年から毎月20は読もうと思っていたのに例年並みの読書量でやや残念、今月は映画ばっかり観てました
今月の読了本
レイ・ブラッドベリ「二人がここにいる不思議」
レイ・ブラッドベリ「華氏451度」
マルグリット・デュラス「愛人」
アーネスト・ヘミングウェイ「われらの時代・男だけの世界 ヘミングウェイ全短編(一)」
アーネスト・ヘミングウェイ「勝者に報酬はない・キリマンジャロの雪 ヘミングウェイ全短編(二)」
スコット・フィッツジェラルド「マイ・ロスト・シティー」
J.D.サリンジャー「フラニーとズーイ」
ジェームズ・クネン「いちご白書」
アーサー・C・クラーク「未来のプロフィル」
アーサー・C・クラーク/スティーヴン・バクスター「過ぎ去りし日々の光 上下」
テッド・チャン「あなたの人生の物語」
ロバート・A・ハインライン「ダブル・スター」
今月はアーサー・C・クラーク「未来のプロフィル」を。
SFビッグ・スリーのクラークが過去から現在までの科学文明の変遷を解説しながら、これから起こりえる科学進化を予測したノンフィクションで、
クラーク自身の科学についての見識の深さや独自の科学観を垣間見る事ができる内容になっていて、クラークの著作への興味も深まること間違いなし、です
最近、スティーヴン・ホーキング氏が「AI開発はいずれ人類文明に大きな悪影響を及ぼす」と発言されましたが、クラークは全くの反対意見だったようで、
「仮に機械が人間と同じだけの知性を持ったとして、どちらが先に戦争を起こそうとするだろうか。これは言うまでもないだろう」と記しています。
44 :
名無しとは虚栄の別名である
:2015/02/01(日) 09:54:12.04 ID:e8Bi4Jyb0
〃∩ ∧_∧
⊂⌒( ・ぶ・) いろんなジャンルを読む人が現れると楽しいね
`ヽ_っ⌒/⌒c
45 :
名無しとは虚栄の別名である
:2015/02/28(土) 10:32:09.00 ID:eAMu0fBW0
3日短い月というのもあって2月はあっという間に終わる
46 :
名無しとは虚栄の別名である
:2015/02/28(土) 23:20:34.02 ID:LwDarhT10
円城塔「Self-Reference ENGINE」
桜庭一樹「GOSICK RED」
桜庭一樹「GOSICK BLUE」
ヴィクトリア・ブレイスウェイト(高橋洋訳)「魚は痛みを感じるか?」
籘真千歳「スワロウテイル/幼形成熟の終わり」
隆慶一郎「かぶいて候」
山本周五郎「赤ひげ診療譚」
「魚は痛みを感じるか?」、表題からして惹かれる物がありました。
他の生物に「痛み」があるのか?という問いはしばしば起こるものだけれど、表情もわからない生物に対しては内的な情動を知るためには想像に頼るほかない。
そんな中、著者たちは魚が刺激を痛みとして認識できるのか、また痛みが苦しみに繋がるのかという一連の疑問を丁寧に検証していく。
始まりの疑問を整理し、実験を通して論理立てていく様はまさに科学のプロセスを象徴しているものに映る。
痛快な探偵小説のようでもあり、読んでいて興味をそそられ、また更に新たな疑問も浮かんでいく。
魚類学に留まらず生物学全体に広がる課題の1つでもあるので、今後の研究にも期待。
47 :
名無しとは虚栄の別名である
:2015/03/01(日) 10:00:49.66 ID:xTo6ViXy0
今月の読書
ブラッドベリ「華氏451度」
古井由吉「円陣を組む女たち」
吉本由美・村上春樹・都築恭一「東京するめクラブ・地球のはぐれ方」
「サイエンス/ファンタジー小説を語ろう」スレでも華氏451の話が出たけど
http://blogban.net/test/read.cgi/bngk/1404649014/
小説のほうはかなりSFしてますね
裏の軸となるのかと思っていたクラリスが思いもかけず早々と退場して、そのあとはブラッドベリにしては意外なほどの直線的な展開にちょっと驚かされた
終盤に登場する老人たちの謙虚で強靭な戦い方には頭を垂れた
48 :
名無しとは虚栄の別名である
:2015/03/01(日) 22:14:34.40 ID:3UW4ihhN0
ジェイムズ・P・ホーガン「揺籃の星 上下」
ジャック・フィニイ「盗まれた街」
ジョージ・オーウェル「一九八四年」
ジュール・ヴェルヌ「地底旅行」
オースン・スコット・カード「消えた少年たち」
トマス・M・ディッシュ「いさましいちびのトースター」
アン・マキャフリー「歌う船」
エリザベス・ハンド「12モンキーズ」
宮沢賢治「セロ弾きのゴーシュ」
三島由紀夫「不道徳教育講座」
壺井栄「二十四の瞳」
小川洋子「博士の本棚」
先月末に引き続き積んでいたSF長編を消化していました。
ベストはやはりオーウェル「一九八四年」
もはや語るまでもない大名作。私が読んだのはハヤカワ文庫NV版の旧訳でしたが、既に新訳で読み直したくなってます。
それからハヤカワ文庫SFの割にSF色がまったくありませんでしたが、オースン・スコット・カード「消えた少年たち」も中々。
49 :
名無しとは虚栄の別名である
:2015/03/03(火) 00:18:34.17 ID:0KTDfYnF0
>>48
1984はいいですよね
50 :
名無しとは虚栄の別名である
:2015/03/04(水) 23:44:20.42 ID:ngpfZUOZ0
オーウェルは動物農場も面白いよね
51 :
名無しとは虚栄の別名である
:2015/03/06(金) 20:53:40.92 ID:YZk3UwYm0
動物農場は昨年の秋頃に読みました( ´∀`)
寓話としての形式を存分に活かしながらも強烈なメッセージの刺さる傑作で、一九八四年ばかり取り上げられる印象がありますが、
こちらも史上に残る名作だと思います
52 :
名無しとは虚栄の別名である
:2015/03/28(土) 00:54:53.51 ID:cbr9IGvc0
動物農場は良い作品ですね
一九八四年はまだ読んでいないので今年中には挑戦してみたいと思っています
昨日、円城塔の「これはペンです」と「良い夜を待っている」を完読しました
どちらも円城塔の研究者的側面のよく出ている作品で
主人公の思考の追体験をさせられているような一人称の文体で
細かいピースを拾い集めるように物語を読み進めるうち、ふと全体像が浮かんできて
謎が氷解するような心地よい読後感がありました
多分主題に置かれているのは「言葉と思考」による登場人物の現実化なのだと思います
風景描写はほとんど無く、読者の意識は専ら作中人物に向けられ
突拍子もない登場人物が主人公の視点で語られることによって少しずつ輪郭を持っていき
或いはぼやけたままに曖昧な存在として読者の前に現れ消える
虚構と現実の境目を上手くすり抜けて編まれていて
読者はフィクションと認識しつつも読んでいる間は妙な現実味を感じます
駄文失礼しました
その内受賞作品の「道化師の蝶」も読んでみるつもりです
53 :
名無しとは虚栄の別名である
:2015/03/29(日) 17:00:25.78 ID:RL9lhk3B0
3月ももう終わるかあ。早い!
今月は「異邦人」「ヘリオガバルス」を再読した他には、三浦しをんさんの「舟を編む」を読みました
「風が強く吹いている」のときにも思いましたが、特殊な舞台を見事な群像劇に仕立てるその着眼点が秀逸ですね
辞書編纂という途轍もなく地味に見える仕事も、奥深く分け入ればとても豊かな世界が広がっているという・・・
個人的な好みとしては、若き日の「まじめさん」が大活躍(?)する前半が素敵。後半はやや駆け足かなと感じた
54 :
名無しとは虚栄の別名である
:2015/04/04(土) 01:27:34.29 ID:75RfRpIw0
チャールズ・ブコウスキー「ありきたりの狂気の物語」
チャールズ・ブコウスキー「町でいちばんの美女」
チャールズ・ブコウスキー「パルプ」
チャールズ・ブコウスキー「詩人と女達」
ヘルマン・ヘッセ「デミアン(岩波文庫)」
ヘルマン・ヘッセ「ヘッセの読書術」
私も今月は忙しく、全然読めてませんでした。というかblogbanの方にも全然レスをつけられてませんでしたね(;´∀`)
今月は作家を絞って読んでみたのですが胸焼けしてしまってあんまり。
今月の一冊はブコウスキー「町でいちばんの美女」を。
三文小説とも文学とも言われるブコウスキーの作品ですが、しっかり文章を感じながら読めば、見せ方ありきの小説ではないということが分かるはず。
短篇集でブコウスキー入門としても最適の作品なので、興味があれば是非。
55 :
名無しとは虚栄の別名である
:2015/04/30(木) 06:44:50.58 ID:GGo8LPwT0
今月は横光利一の「日輪」を読んだ
2回映画化されてるのも納得のワイドスクリーン的な面白さ
現代だとこの女王卑弥呼を演じる力と魅力のある女優さんはいないな
56 :
名無しとは虚栄の別名である
:2015/05/09(土) 06:51:33.81 ID:Cb+hNA0e0
村上春樹「アフターダーク」
村上春樹「1973年のピンボール」
村上春樹「回転木馬のデッド・ヒート」
村上春樹「東京奇譚集」
村上春樹「村上朝日堂の逆襲」
田中慎弥「図書館準備室」
レイモンド・チャンドラー「高い窓」
レイモンド・チャンドラー「ロング・グッドバイ」
スコット・フィッツジェラルド「グレート・ギャツビー(光文社古典新訳文庫)」
アーネスト・ヘミングウェイ「武器よさらば」
アーネスト・ヘミングウェイ「ヘミングウェイ全短編3」
コーマック・マッカーシー「すべての美しい馬」
忙しくて思うように読書量を増やせない日々が続いています(;´∀`)
今月の一冊は村上春樹「1973年のピンボール」
村上春樹の初期長編の中でも地味と言われる一作ですが、
非現実的な人物関係に隠喩など村上春樹特有の表現も冴えており、
他の作品にはない思い切りの良さもある作品担っていると思います
長編といってもそれほど長い作品ではないですし、文庫でも500円を切るので
鮮やかのある作品を求めている方は是非
57 :
名無しとは虚栄の別名である
:2015/05/30(土) 18:36:17.52 ID:XSz+OYd00
月末じゃーんw
とにかく仕事が忙しかった合間にはTwitterやってた
読書の習慣はどこへw
保坂和志さんの「このひとの閾」を読み返した以外には、ケン・リュウの「紙の動物園」をまだ読んでる途中・・・
つまらないから読み終わらないのではなくて、丁寧な作品集だから心の余裕のあるときに丁寧に読みたいのです(と言い訳)
「選抜宇宙種族の本づくり習性」は、本読みには堪らない、知的好奇心をくすぐる傑作です!
58 :
名無しとは虚栄の別名である
:2015/06/01(月) 04:39:18.17 ID:4Vc5aA0F0
私も読書量を増やしたい増やしたいといいつつ更に冊数が減りました(;´∀`)
ちょ、長編ばかり読んでて冊数が稼げなかっただけだから(言い訳)
ポール・ギャリコ「ジェニイ」
アガサ・クリスティ「スタイルズ荘の殺人」
アガサ・クリスティ「ナイルに死す」
ヴァン・ダイン「ベンスン殺人事件」
エラリイ・クイーン「心地よく秘密めいた場所」
エラリイ・クイーン「エジプト十字架の謎」
ジル・チャーチル「今をたよりに」
ジャック・ケッチャム「オフシーズン」
ロバート・カレン「子供たちは森に消えた」
今月はミステリを中心に消化しつつ、ずっと積んでいた作品にも少し手をつけた感じです。
一作を挙げるならクイーン「心地よく秘密めいた場所」を。
執筆中に執筆パートナーのマンフレッド・B・リーが亡くなりダネイが執筆を焦ったと思われるところがかなりある最終作なのですが、
クイーンが大きな推理ミスを犯す展開や、初期クイーンには見られなかった人間ドラマの強さもある一作。
決して推理小説としての完成度は高くないですが、個人的に短くまとめられた今作でようやくクイーンの魅力を発見でき、
国名シリーズの秀作「エジプト十字架の謎」を集中して読むきっかけになったので是非「クイーンは長くて堅苦しい」と敬遠されている方に読んでもらいところです
59 :
名無しとは虚栄の別名である
:2015/06/01(月) 04:59:00.08 ID:4Vc5aA0F0
>>57
私もちょっとした時にTwitter起動して気づいたら結構な時間を潰してる……ってことがありますね
あとはブログなんかも書くのに結構時間がかかったり(;´∀`)
良い出会いも少なからずあるので決して無駄にはなっていませんが、上手く読書の時間も増やしたいところです
00年代以降の海外SFはテッド・チャンに彼、ケン・リュウと中国系アメリカ人作家やイーガンのようなオーストラリア人作家など
アメリカ人作家以外にも重要な作家が出てきていますよね。(もちろんアメリカ一強時代にもレムやストルガツキー兄弟なんかはいましたが)
その辺もカバーしていきたいところですが、まだビッグ・スリー作品さえ全然読めていないので、読めるのはだいぶ先になりそうです
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