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粘つくような悪意にまみれたこの世界に絶望した豆電球は
1 :
以下、アマジグに変わりましててんさい禁止です
:2013/12/29(日) 20:34:39.49 ID:vzujGmem0
自由と希望を求めて光る事を止めた。彼女はもう光らない。
彼女の光に照らされていた物達を置いて、自由への旅路に乗り出してしまったのだ。
少女は泣いた。「暗くて眠れないの。」
父親は言う。「明るくても眠れないだろう?」
少女は父親が自分の言いたい事を理解してくれない事に悲しくなった。
スンスンと泣きつづける少女に困り果てた父親はドロドロに溶けてしまった。
少女は気づいた。もう自分を照らす光がないことに。
そこは暗闇だった。しかし少女には悪意をもった影がそこらじゅうに蠢いているように感じた。
ビュウビュウとかすかに開いた窓から冷たい風が吹いてくる。
カーテンが揺れ動き、バタバタと音をたてる。
少女は床に座り込んで泣きつづけた。
風が言う。「どうして泣いているんだい?」目を赤く腫らした少女がか細い声で答える。
「暗闇が怖いの。」「どうしてだい?」「どうしてって…だって…」考える少女の周りを風がまわる。
「どうして?」「どうして?」「どうして?」そして風は行ってしまった。冷たくなった少女を残して。
13 :
以下、アマジグに変わりまして転載禁止です
:2014/03/02(日) 13:36:59.42 ID:0Fp58IY/0
あげ
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