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粘つくような悪意にまみれたこの世界に絶望した豆電球は

1 :以下、アマジグに変わりましててんさい禁止です:2013/12/29(日) 20:34:39.49 ID:vzujGmem0
自由と希望を求めて光る事を止めた。彼女はもう光らない。
彼女の光に照らされていた物達を置いて、自由への旅路に乗り出してしまったのだ。
少女は泣いた。「暗くて眠れないの。」
父親は言う。「明るくても眠れないだろう?」
少女は父親が自分の言いたい事を理解してくれない事に悲しくなった。
スンスンと泣きつづける少女に困り果てた父親はドロドロに溶けてしまった。
少女は気づいた。もう自分を照らす光がないことに。
そこは暗闇だった。しかし少女には悪意をもった影がそこらじゅうに蠢いているように感じた。
ビュウビュウとかすかに開いた窓から冷たい風が吹いてくる。
カーテンが揺れ動き、バタバタと音をたてる。
少女は床に座り込んで泣きつづけた。
風が言う。「どうして泣いているんだい?」目を赤く腫らした少女がか細い声で答える。
「暗闇が怖いの。」「どうしてだい?」「どうしてって…だって…」考える少女の周りを風がまわる。
「どうして?」「どうして?」「どうして?」そして風は行ってしまった。冷たくなった少女を残して。

2 :以下、アマジグに変わりまして転載禁しです:2013/12/29(日) 20:35:31.54 ID:vzujGmem0
数年後…

俺「いつも通り朝のランニングをしてたら足元に魔方陣が現れてのみこまれちまったぜ。いったいなんだってんだ」

女「おお勇者よ。我らをお救いください。実はカクカクシカジカで。」

俺「なんだって!さっそく魔王を倒さなくては!」

俺「うむむむむむ!どりゃぁ!魔王にとどけ、この思い!」

魔王城

魔王「ぐわぁーーーー!!」

人間城

俺「やった倒したぞ!これでかえれる!」

女「まっていかないで」

俺「ここでの事は忘れないよ」

女「俺…さん…」

チュッ

俺「!?」

女「さよならは言いません…またいつか…」

フォオオオオオオオオオ

俺「やれやれ、僕は射精した。」

3 :以下、アマジグに変わりましててん載きんしです:2013/12/29(日) 20:36:25.47 ID:vzujGmem0
そして悠久の刻が過ぎた。

轟ッ!地面が抉れ、空気が咆哮をあげる。
「どうした?そんなもんかぁ?転校生さんよぉ!」
そういいながら連続で放たれる光の刃を避けながら俺は考える。
(何でこんなことになっちまったんだよ!俺は早く家に帰りたいだけなのに!俺が何かしたってのかよ神様よぉ!)
「さっきから避けてるだけじゃないか?ならいいさ、コレも避けてみるといい。」
そう言い放った紅蓮の右手に紅く禍禍しい光がたまっていく。
刹那、
ゴオオオオオオオオオオオオォォォォォオオオオオオオ!!

俺は死んだ。能力バトル(笑)

4 :以下、アマジグに変わりまして転載禁しです:2013/12/30(月) 19:03:50.15 ID:XCaVeZNb0
続きはよ

5 :以下、アマジグに変わりましててんさい禁止です:2013/12/30(月) 20:13:01.89 ID:RjftTc+j0
凍えていた少女は死に世界を見出した。
彼女もまた豆電球と同じように果て無い探求者となったのだ。
死とは終着点ではない。そこは終わりにして始まりなのだ。
少女はもう少女ではない。それは風であり、光であり、闇なのだ。
旅人を照らすほのかな光さえも消える新月の夜にそれは戻ってきた。
世界への憎しみ、怒り、悲壮を狂えるほど味わい、そしてそれも混沌へと堕ちていた。
狂える精神のエネルギーは凄まじく、その絶望は世界を侵食し飲み込もうとしていた。
しかし光が差し伸べる。それはいつかどこかで見た、小さくてあたたかな光だった。
それはかつて少女を照らしていた豆電球であった。この世界に絶望していた豆電球はしかしそこに希望を見出したのである。
かすかな光に照らされる小さな笑顔。それこそが豆電球の希望だったのだ。
そしてかつて豆電球であった光は、かつて少女だった闇を照らす。
世界に光が満ち溢れた。

6 :以下、アマジグに変わりましててんさいきんしです:2013/12/30(月) 20:13:31.09 ID:RjftTc+j0
数年後…

俺「まさか俺が廃人プレイをしていたゲームの世界に入り込んでしまうとはな。しかもこの世界の平均レベルは50、
  俺のレベルは200(転生15回)。ったくこんなんじゃぬるすぎてやる気もでねぇっての。とりあえず意味は無いけど実力隠しとこ。」

女「キャー」

蛮族「へっへっへお嬢ちゃん そんな薄着じゃ寒いだろう。こいつを着なさいって」

俺「何してる死ね」ボワーーーン!!

蛮族「ぐわぁーー」

女「素敵!抱いて!」

俺「でも俺は別の世界からうんぬん」

女「ならいっしょに帰る方法をさがしましょ!城に行けばうんうん」

城下町

貴族「ははは愚民共めぇこうしてやるぅ」ビシバシ

女騎士「くそうちくしょう」

俺「なにやってんだ」

女「あっ馬鹿!」

貴族「貴様には関係ないだろ死ねーとかなんとか」

俺「(説教) 」

貴族「(反論)」

俺「かかってこい」

貴族「この僕を知らない田舎者のようだが、本気でやらせてもらうぞ」フォオオオオオ

バーン

俺「それが本気…か…?」スッ

貴族「なにぃ」

俺「オラッ」

貴族「ぐわ」

女騎士「そこまでの魔力を名もない人がなんたら」

女騎士「城まできてもらおうか」

ドオォォォォォォォォォォオオオオオオオオオオオオオン!

俺「うわぁ何だ!?」

俺「あれ?俺の部屋だ」キョロキョロ

俺「あっパソコンが壊れてる」

俺「やれやれ、俺は射精した。」

7 :以下、アマジグに変わりまして転載きんしです:2013/12/30(月) 20:13:46.37 ID:RjftTc+j0
そして時は流れ

「やっべぇ!完全に遅刻だ!」
そう叫びながら家を飛び出す俺、最牙輪廻。
何の特徴もないただの高校生…だが、一つだけ秘密がある。
誰にも話した事がない、俺だけの秘密。
左眼に宿るこの呪い。魔女の祝福-ブリーシングオブザウィッチ-
俺が初めて悪魔と出合った、そしてたった一人で戦い続けていた少女に出会った夏の日。
あの時からこの呪いは俺を蝕み、思い出させる。
俺の中に眠る罪を。もう一人の俺の存在を。
疾風の如く翔けながら、俺は考える。

プップゥゥー 

「うおっ」

キィィィィ

ガッシャァァァッァァァン

俺は死んだ。邪気眼(笑)

8 :以下、アマジグに変わりましててんさいきんしです:2013/12/30(月) 21:12:15.98 ID:BQ2xxju2s
このテンポはなかなか癖になるな
ホップステップジャンプ的な感じで

9 :以下、アマジグに変わりまして転載きんしです:2014/01/01(水) 14:31:36.42 ID:3DXRXGM90
小説家になろうみてたら書きたくなったけど書いたら途中であきるんだよね

10 :以下、アマジグに変わりましててんさいきん止です:2014/01/02(木) 01:20:22.15 ID:9uwzCdmi0
これがライトノベルってやつですか?

11 :以下、アマジグに変わりまして転載禁しです:2014/01/02(木) 17:54:14.97 ID:8ouhwQV/0
難解→SS→ラノベ

12 :以下、アマジグに変わりましててんさい禁止です:2014/01/02(木) 18:35:07.12 ID:bIBru1NwO
わかる

13 :以下、アマジグに変わりまして転載禁止です:2014/03/02(日) 13:36:59.42 ID:0Fp58IY/0
あげ

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