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小生の備忘録ダイアリー

1 :◆tL1ZvZdrUg:2013/12/30(月) 03:25:09.15
深夜のパッションで立てた
寝て起きて明日忘れてても許すマイセルフ

2 :◆tL1ZvZdrUg:2013/12/30(月) 03:38:50.50
早速ひとつ


【銅蟲 (ドウチュウ) 】
広島の伝統鍛金技法。
銅をぶっ叩いて鎚目付けた跡に稲藁のススで燻せば飴色になって良い感じに表面加工できる裏技。
ぶっちゃけ2008年に滅んだ。

金属表面が飴色の漆でコーティングされたような美しい光沢が特徴だが
正統派の銅蟲では実際、漆は使われてないっぽい。
稲藁のススの何が錯体化してコーティング材になってるのかは謎。

3 :◆tL1ZvZdrUg:2013/12/30(月) 03:40:37.89
緋銅作るついでに今度試す。

4 :◆tL1ZvZdrUg:2013/12/30(月) 16:58:04.75
稲藁で燻すより漆を焼き付けてる人のやり方の方が、表面のガラス質が厚くて謎の素材感が強く出て良い感じかも知れない
試しに漆の販売サイト調べてみたら50gで1500円程度で、そこまで高くない

水と比べて漆の方が比重は結構重いだろうから、50gがどれほどの液量かはわからないけど、小物1〜2作品つくるには十分そう

5 :◆tL1ZvZdrUg:2013/12/30(月) 17:12:31.48
あとついさっき知って嬉しい誤算だった点。


・強い
漆は通常の使い方なら塗布後3年もすれば鉄と同じ硬度になるらしいので
意外と色合いがハゲにくそうな点に期待したい。

・色付けられる
漆そのものの色の多さに加えて、漆と混ぜて色が付けられる色粉とかいうのもあるらしい。
バーナーでの焼き付けの場合だと自然感想と違って普通の使い方と違うので成功度合いは低いだろうけど
ほんの少しでも色付け出来れば余計に謎の素材感が出てきて良い感じかも。
どうやっても趣味は悪そうだが。

6 :◆tL1ZvZdrUg:2013/12/31(火) 00:12:37.54
思い出って日常にどんな出来事があるかが重要って訳じゃないんだな
頭の中がお花畑だったら割と現実が悲惨でも主観的には後々楽しい思い出になるんじゃないかと思う

女装趣味に走って夜中にドキドキ徘徊する超ポジティブな変態とか、最高に良い思い出を持ってる気がする

7 :◆tL1ZvZdrUg:2014/01/01(水) 11:55:04.25
漆を焼き付けるのは良いけど、折角鍛造した銅や銀に火を使っちゃうとまた焼き鈍っちゃうんじゃないか。

焼き付けした漆の上から叩いて地金を硬化させたら漆割れそうだし
なるべく表面を傷つけないで、磨きヘラで地金の原子間隙を押し潰すように仕上げる方法を練習した方が良いかも知れない。

8 :◆tL1ZvZdrUg:2014/01/01(水) 20:57:20.09
ガラスコーティングも良いな

9 :◆tL1ZvZdrUg:2014/01/06(月) 01:25:06.03
試しに銀で簡単な指輪をいくつか作ってガラスコーティングを試してみた
結果は確かに輝きが全然違う
眩しいくらい光るので、展示会で作品作るときにかなり良い仕事しそう


で、耐久性についてはこれからひとまず、適当に触りながら1ヶ月くらい空気中で放置して観察してみる
金属表面がもし完全にガラスで覆われてるはずなら、酸化や硫化による曇りと黒ずみは出ないはず

というわけでこれから1ヶ月間レッツトライ

10 :◆tL1ZvZdrUg:2014/01/11(土) 00:38:22.31
幾つか翻訳会社のトライアル試験を受けてみようと思う
翻訳検定なり何なり、申し訳程度にでも多少箔付けてからにしようと考えてたが
実際に仕事請け負ってやってみた方が早そうだ

翻訳業界一本で食っていけるもんだとは思えないが、副業としてなら十分だろ

11 :◆tL1ZvZdrUg:2014/01/12(日) 00:22:45.25
【伝統的焼付漆の技法】

金属表面への漆の焼き付け方法を調べてみた。
甲冑や建築用金具を作る際の伝統技法として使われることがあるらしい。

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主なやり方は大別して以下の3つ
---
(a) 刷毛で金属表面に生漆を塗り付けた後、煙が出なくなるまで3〜4分、七輪で焼き付ける。
---
(b) 金属を七輪か鉄釜で100〜120℃に熱した後に生漆を含ませた真綿で拭き、1分ほど焼き付ける。
これを20回以上繰り返し、満足な色合いが得られたところで終了する。
---
(c) 金属を七輪か鉄釜で160〜170℃に熱した後に生漆を刷毛で塗り付け、約20分焼き付ける。
または、金属を七輪か鉄釜で160〜170℃に熱した後に生漆を布に染み込ませた布で拭き、2〜3分焼き付けを行って薄い皮膜を形成させ、これを繰り返して5層ほどの皮膜を形成させる。
======

12 :◆tL1ZvZdrUg:2014/01/12(日) 00:34:22.14
緋銅の伝統技法をやった時も難しくて、試行錯誤した結果、頻繁に加熱とホウ砂急冷を繰り返して色合いを重ねる方法を考えて成功した。
漆の焼き付けを試すなら今回も (b) のやり方みたいに小まめに皮膜形成を繰り返して様子を見るやり方の方が、勘が掴みやすいのかも知れない。

ただ、金属の加熱方法はバーナーでやろうと考えてたが、やり方を改めた方が良さそうだ。
バーナーだと熱する時間を間違えたら金属の融点までいく。

文献に書いてあった情報だと七輪で十分なところを見るに、低温に設定した電気炉を検討した方が良いかもしれない。

13 :◆tL1ZvZdrUg:2014/01/12(日) 18:16:40.48
単純な指輪やイヤリングなら1時間くらいで一つ作れるようになった
今日は試作用に小振りのイヤーカフを作ってみたので、来週はいよいよ漆の焼き付けを試してみよう

14 :◆tL1ZvZdrUg:2014/01/12(日) 18:29:37.83
[手順]

(1) ヤスリ掛けで地金の表面を荒らすついでに簡単に模様を入れる。
(2) 銀の地金をいぶし液で硫化させて黒化。
(3) >>11のどれかの方法で漆焼き付け。完全に硬化させたいので (a) か (c) の方法が良さげ。
(4) 良い感じに真っ黒になるまで漆焼き付け繰り返し。
(5) >>9で試してみたガラスコーティングで艶上げして完成。

多分これでいける。
目標は市販のステンレスピアス並みの艶が出ればひとまず御の字。

15 :◆tL1ZvZdrUg:2014/01/16(木) 13:48:43.40
アグラオネマきれい

16 :無名:2014/02/24(月) 11:38:21.78
銅蟲ダメだ
ダメな訳じゃないけど厄介すぎる、主にアレルギー的な意味で

技術的には多分出来るだろう
意外と難儀なことになったとしても、その上から重ねて表面処理したり、最悪、表面を削るなりして
失敗した後で何とでも手の施しようが思い付ける技術は往々にして難しくはない

ただし、熱で揮発して煙のなかに含まれる漆
こいつが厄介すぎた

17 :無名:2014/02/24(月) 11:50:41.37
とりあえず軽くイメージを掴むために、漆を銅片の表面に塗布してバーナーで炙ってみたが
凄まじい悪臭で流石に他の人の迷惑になりそうで断念
しかも顔ちょっとかぶれた

このことから、恐らくオーブンでやろうとすれば尚のこと悪臭と漆を含んだ煤が濃縮されるだろうし
それを電気コードの届く範囲内でやるのは住宅事情的に無理だ

バーナーでやるにしても室内でやってたから換気に限界があったのが原因と思うが
あれを外でやったとしても、ある程度大きめの作品を炙り続けると苦情が来そうだし、中には人より漆に敏感な体質の人も居るかもしれないからダメだ


他の人に迷惑の掛からないやり方を改めて考えないといけない

18 :無名:2014/02/24(月) 11:54:49.39
そもそもそこまでしてやりたい技法だったかと問われれば確実にノーなところが一番の困り処な気はするが
少なくとも3月中にもう一度くらいはトライしてみませう

19 :無名:2014/03/02(日) 20:58:58.84
緋銅を完全にマスターした

赤熱した銅にホウ砂を化学的に結合させてホウ砂球反応で色を出す伝統技法だが
とりあえずベーシックなやり方は自在に出来るようになった


じゃあこれからは、それに応用を加えて何か改良できる点が無いか条件検討していきたい

20 :無名:2014/03/02(日) 21:03:34.40
緋銅の色の正体があくまでホウ砂球反応なら、化学的に色をコントロールすることも出来るはずだ
二価イオン化した銅とホウ砂が反応して赤色になるなら、一価イオン化のステップを挟んだ銅を反応に使えばもしかしたら緑色になるんじゃね

緋銅にする前に銅を酸化させるのはご法度とされてるが、ものは試しに敢えて銅を酸化銅 (II) から酸化銅 (I) にして試してみよう

21 :無名:2014/03/02(日) 21:10:28.90
つっても緋銅にする時に、ホウ砂と反応させるために溶ける寸前まで熱した段階で原子レベルまで還元されるだろうから意味があるかどうかはわからないが
(というか理論的には意味皆無だが)
まぁ何かしら奇跡起こるんじゃね

あとは適当にクエン酸でホウ砂水溶液中の不純物 (雑に作ったから絶対いくらかカルシウム含んでるはず) をキレートしつつ
pHを酸性からアルカリ性までいくつか条件を振って色と艶具合に対する影響を見てみたい


この辺からは俺の化け学の知識が足らなくなってくる領域なので、台所実験みたいなレベルで手探りで試してくしかない

22 :無名:2014/03/03(月) 22:56:41.54
http://www.jewelrylessons.com/article/creating-color-metal-patinas
ここに銅の色付けについて色々書いてあった

Green-Blue Patina (金属表面の碧色皮膜加工) の項に、タバコの吸い殻もしくはおがくずに、酢とアンモニアを加えたものに銅を浸せと書いてある

>Green-Blue Patina
>1. Fill a sealable plastic container with either sawdust or tobacco.
>2. Add enough of the following solution, one part vinegar to three parts household ammonia, to just dampen your sawdust.
>3. Clean your copper by annealing, pickling, and running under water. Let dry.
>4. Place the copper in the sawdust mixture and cover completely. Seal the container and leave for at least one hour to several days until the desire finish is reached.

23 :無名:2014/03/03(月) 23:10:12.61
これはなんだろう
酸性の酢で銅表面を緩やかに溶かしつつ、溶けてイオン化した銅とアンモニアを反応させて錯体イオン化させて
表面だけにテトラアンミン銅 (II) イオン
> [Cu(NH3)4]2+
を形成させてるんだろうか

水溶液中でのテトラアンミン銅 (II) イオンは深い青色を示すから、そこまで的外れなことを考えてる訳ではないと思うが
専門的に化学を修めた訳ではないから答えは風の中だ


もし俺の考えが当たっていれば色褪せや物理的な剥がれに弱いはずだから、あまり接触し合うようなアクセサリー類の製作には使えないかも知れないが
真実はどうあれ、面白いことは確かなので、暇があればそのうち試してみたい

24 :無名:2014/04/08(火) 02:52:56.18
仕事やめた。
違う土地で転職するからもう鍛金はもうやらないかも知れない。

ここはこれからどうしようか。
次のテーマはどうしよう。

25 :無名:2014/04/14(月) 22:22:52.60
一つには絵の練習帳代わりとしての利用が考えられるな
元々絵をやってたけど、描くっていう面倒臭いプロセスを抜いて作品作りをしたかったから彫金に行き着いたわけで
ここらでいっぺん戻っておくというのも良いかもしれない
そのリハビリというか作業記録にでも使うか

もしくは、工房を離れても出来る範囲のやり方で彫金を続けていくか
蝋で型を作って地金を流し込むロストワックス法なら、家でこねた蝋を業者に渡せばやってくれる
完全に辞めるのも惜しい気がするのでそれも良いかもしれない


とりあえず創作関連での続行をもう少し検討してみよう

26 :無名:2014/04/25(金) 02:10:31.82
色んな彫金コンテストの入賞作品を見てると皆すごいな
K18のホワイトゴールドだのレッドゴールドだのプラチナだの、一体いくら掛かってるんだ
流石に趣味でやってるだけの身じゃあそこまでやってたら一瞬で破産しちまうわ
バックに会社抱えてる商業デザイナー相手に個人で張り合うのは無理だな

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